★御専用【古マイセン】金彩金盛「天使／マイセンの金彩をなめたらいかんぜよ！」の皿ランチ会

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一級品
ボタン剣



天童さんが歌われる飴じゃなくてですね、早世の美しい女優さんが映画の中で切っていた啖呵でございますね。
このセリフが一世を風靡して、もうかれこれ４０年以上も経つのですね。


ちなみにこの映画が封切られた1982年のドル円為替レートは１ドル280円でした。
今と比較すれば随分と円安ですが、１ドル360円の固定為替レートの時代に初マイセンを買った身としては、円も強くなったものよと嬉しく感じたものです。

バブル景気の入り口で日本中が浮かれていた時代でございます。



話は変わりますが、絵は何とかそれらしく真似ても、ボロが出るのが金彩でございます。
（ましてや双剣マークなんざ、私でも描けますね）

なんちゃってマイセンを時々国内外のオークションやフリマで見掛けますが、直線が太くなったり細くなったり均一でないとか、線が歪んでいるとか、筆を休めた跡が分かるとか、四角の中の点が大きかったり小さかったり、あるいは位置がずれていたりと枚挙に暇がございません。

パッと見は誤魔化せても細部を見れば一目瞭然ですから、素人にはとても有難い金彩様でございます。



ついでにこのプレートの話をしますと、あれあれ、天使が端におりますね。

金彩が主役と云っても過言ではありません。

何十年も修行を積んだいつもは脇役の金彩師が、狂喜乱舞した様が目に浮かびます。



最後になりましたが。
黒い汚れが少し付いておりますが、強く擦るのもナンですのでこのままお送りさせて頂きます。

カトラリー痕や金彩金縁に薄れの無い、極上美品です。

ご検討頂けましたら幸いです。

（御参考）
直径：24.2 cm






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