ヴィルヘルム2世とビスマルクの和解を記念した銀メダルになります。
（歴史好きの方には、興味を抱かれる銀メダルだと思います！）

・『ヴィルヘルム2世』
（ 1859年～ 1941年）
第9代プロイセン国王・第3代ドイツ皇帝（在位：1888年～ 1918年）最後のドイツ君主。

・『ビスマルク』
（1815年～1,898年）
鉄血宰相の異名を持つ。プロイセン王国首相（在職1862年 - 1890年）ドイツ帝国の初代宰相を務めたドイツ統一の中心人物であり、現在の強国ドイツを作り上げた人物と言われています。日本とのかかわりと言えば、明治政府の伊藤博文がビスマルクを敬愛しその政治体制を模倣しようとしたとも言われています。

★ヴィルヘルム2世がドイツ皇帝に即位してビスマルクとは、初めは良好な関係でしたが次第に意見がかみ合わなくなり、ヴィルヘルム2世はビスマルクを更迭し対立を深めていました、そしてビスマルク亡くなる4年ほど前に和解が成立。それを記念したメダルと言われています、流通貨幣ではなく贈答用として造られた為、発行数少なく希少性のあるものです

表面：ヴィルヘルム2世
裏面：オットー・フォン・ビスマルク（最後の写真）

【詳細】
・発行国：ドイツ
・発行年：1894年
・材質：銀
・重量：17.92g
・直径：33.5mm
・鑑定：PCGS「SP63」
（同級4枚、上位数：10枚、総監定数30枚、出品時）

このコインの稀少性としては、鑑定機関のPCGSの表記に「SP」が付いています。この「SP」とはスペシメン(Specimen)の略号で、見本とか訳されます、贈答用として、鋳造されたようです、そのため、発行枚数が少ない。

*参考までに2021年、権威あるヘリテージオークションで、同じSP63が落札されています(掲載しているPCGSのWEBWサイト2枚目です、落札額はは660ドルです）この銀貨の相場価値が分かると思います。またこのページに掲載されているメダルは素晴らしいトーンが付いていて良いですね！また私が出品している銀メダルもこれからトーンが付いてくるのか楽しみなコインと言えるのでは？！

宜しくお願いします
（写真はウキペデイア参照)